運勢を見る12星座別の星占いがしっくりこない理由とは?

2年前くらいから占星術のすごさを実感しています。月の引力が地球上に様々な影響を与えていることは有名ですが、太陽や月、それから主要な惑星の動きや位置関係が、地球にこれほど影響を与えているとは思いもしませんでした。

でも、一般的な星占い…12星座別の運勢などは、参考にしてはいるのですが、当たっている気がしないというか、あまりしっくりこないんです。

星占いが当たらない理由の1つは、一般的な星占いを太陽星座で見ているからだと聞いたことがあります。本来なら月星座で見たほうが良いそうなのですが、月星座は一般的には知られていないもの。多くの人が間違った星座を見ているから当たらないのだというのです。

でも私は、幸か不幸か太陽星座も月星座も水瓶座。上記の理屈では問題ないため、当たっていてもおかしくないはずなのですが…現実は当たらない、という以前に、色々としっくりこないんです。自分の星座は抜きにして、現在や未来の惑星の動きやその影響を考慮して運勢としたほうがよっぽど納得のいく結果が出てきます。

なんでだろう…不思議に思っていたら、ふと、従兄弟のことを思い出しました。

実は私には出生時間が数時間しか違わない同日生まれの従兄弟がいます。親と性別は違いますが、生まれた場所もそこまで遠くはなく、占星術だけをデータとしてパーソナル分析をするなら、ホロスコープはほぼ同じなので、似た性格や価値観になるはずです。でも、私たちはビックリするくらい似ているところがありません。

水瓶座のキーワードでそれぞれを表すとしたら、従兄弟は博愛主義ですが、私は改革とか自由とか予想外とか突然、などの言葉になります。

もちろん、星座がすべてではないことは理解しています。ただ、「〇〇座っぽい」と星座でカテゴライズできるケースもたくさんあるのに、ホロスコープはほぼ同じであるはずの私と従兄弟がこうも似ていないのはなぜなのか、従兄弟のネイタルチャートと自分のチャートを比較して、何が違うかを見てみました。

そしてびっくりしました。出生時感が数時間違うだけでも、思った以上にホロスコープが違ったのです。いえ、正確に言うと、惑星と星座の位置はすべてがまったく同じでした。でも、ハウスが2つ分ずれていたのです。

「ハウス」は人生で意識を向けて多く関わる領域。星座のサインや惑星の影響はハウスによっても変わります。

このことから、なぜ12星座別の星占いがしっくりこないかがわかりました。本来、運勢は個々のホロスコープ全体を見なければわからないものなのに、太陽×星座のサインだけしか考慮されていないから、しっくりくるわけがないのです。

ただ、中には星占いが良く当たる、という方もいます。そのことについて否定するつもりはありません。解釈…受け取り方の問題なのか、太陽の影響を受けやすいのか、太陽星座と月星座が同じなのか、占い師との相性がいいのか。その理由はわかりませんが、普通の星占いを当たると思えるなら、その方はラッキーです。

ただ、星座のサインや惑星から受ける影響には個人差があり、私は月と水瓶座のルーラーである天王星、それからなぜか蠍座からの影響を受けやすいので、単純にその動きをチェックしていたほうが正確な運勢として捉えることができます。

「占星術に興味はあるけど星占いの結果にはピンとこない」という方は、自分が影響を受けやすい星座や惑星が何なのか、占星術の勉強がてら、調べてみるといいかもしれません。

私は自分のネイタルホロスコープを分析するようになって初めて、自分の出生チャートが示すことや、どんなことでどんな影響があるのかを理解できるようになってきました。過去、何人かの占い師さんに本格的に見てもらい、アドバイスをもらったことも当たってはいましたが、それがほんの一部でしかなかったことが今はわかります。

慣れないうちはプロに見てもらうほうがわかりやすいかもしれませんが、自分のホロスコープに関しては、詳細まで分析するのであれば、勉強しながら自分で分析していくほうが正確だと思います。

あとは、12星座別ではなく、天体の動きから社会情勢を読み解く占い師さんの占いを参考にするのもおすすめです。私は最近全体の占いを週間で見ているのですが、今後1週間の運勢を見るにはそれが一番重宝しています。

星占いは当たりはずれ関係なく気になるし楽しいものですが、もっと本格的に運勢を占う場合の何か参考になれば幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
星占いがこれからも人々に幸せをもたらすツールでありますように。

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