言葉の使い方を見直すとき

双子座新月の翌日、双子座のキーワード「言葉」と「SNS」を象徴するようなニュースを見ました。

けれども内容は…とても痛ましいもの。

Webニュースを見て概要はわかりましたが、私はその番組を見ていないし、その方を存じ上げないので、何かを語る立場にはありません。

なので、そのことについては書きませんが…

そのニュースを見て1つ、心が決まったことがありました。

それはSNSのこと。

何人かの方に勧められて、ずっと、SNSをどうにか上手に活用しないと、コミュニケーションツールとして積極的に使わないと、と思っていました。
でも、やる気が起きないし気も進まない…というのが本音でした。

私は仕事でSNSの運用経験があるので、プライベートでSNSを利用するのに抵抗があるというか、正直、どう使えばいいのかわからないところがあります。

やり方も、効果的な使い方も、知識としてはある程度わかっています。

でも、どう使えばいいのか…どう使ったら楽しくかつ継続できるか、それがまったくイメージできないのです。

正直、目的もやる意味も動機となりそうなものもありません。本当に必要なのかな、という疑問すらあります。

ただ、それは言い訳でしかないのかもしれない、まずはやってみてそれからなのではないか、という気持ちもあり、双子座新月を機にアクションを起こそうと思っていました。すでに行動したこともあります。

けれども、今回のニュースが色々と考えるきっかけとなり…迷いが消え、心が決まりました。

「SNSはやらない」「違和感があることはしない」。

自分の気持ちが動かないことを無理にやってもいいことはない、そう思いました。

やった方が良いらしいから、やる。
勧められたから、やる。

よく考えたらこれは、私自身の生き方にも反することですし、ね。

何より、SNSを使わなければ…自分が発信した言葉で誰かの心に火をつけ、そこからさらに大きな炎を生み出してしまうこともありませんし、無自覚に他者をあおったり、傷つけてしまうこともありません。

言葉は本当に難しくて、こちらに他意や悪意がなかったとしても、その言葉を相手がどう受け取るのかは、発信した立場の人間にはわかりませんし、コントロールすることもできません。

だから…今後はわからないけれど、少なくとも今は、やめておこうと思います。
今回は「何かに止められた」、そんな気が、しています。

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今や言葉は相手との関係性や距離感に関係なく、色々なものを飛び越えて簡単に人を傷つけることができる「凶器」にもなってしまう時代。

韓国では「指殺人」という言葉もあるくらい、それは深刻です。

言葉の威力は針のように、1つであれば、ちくりとした痛みで我慢することもできるのかもしれません。けれども、それが何万、何千万という数になれば、心身の苦痛はどれほどのものになるのか…。

言葉には力があり威力があり、それは「救い」にも「武器」にもなること。

誰か、ではなく、自分が、
言葉を扱うすべての人が、
風の時代を迎える前に、自分の言葉の使い方、伝え方、発信の仕方を今一度見直すタイミング、なのだと思います。

ニュースの件、謹んでお悔やみ申し上げます。
心よりご冥福をお祈りいたします。

そして、このような悲劇がもう起こらないように…自分を含め、人々の意識が変わることを願ってやみません。

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