言葉がすべてを支配している〜言葉の重みを考える〜

おはようございます。
今日も引き続き月は双子座に滞在中。水星はぐんぐん逆行中です。

思えば、今回の双子座月間は「言葉」について考えることがものすごく多かった印象です。

最初は、仕事でお世話になっている女の子とのコミュニケーションで、言葉が通じず、明らかに間違った返答がくるのでどうすれば正しく伝えることができるのかすごく悩みました(笑)。

確認事項のメッセージをちゃんと読んでもらえないので、何度も詳細を伝えてやりとりをしなければならず…「忙しいのはわかるけど、それとこれは別なんだからちゃんと読んで!」と、内心何度思ったことか…。

友人・知人に「どうすれば伝わるのか、私はどこを直せばいいのか」を本気で相談したりもしました。

でも、返答は「私の問題ではないから淡々とわかってもらうまで繰り返す以外はない」というものでした。実際に私と彼女のやりとりも見てもらいましたが、残念ながら、これ以上私が努力できることはないようでした。

もう仕事は断ろうか、と思った矢先、担当者が変わったのですが、次の方も時おり不思議な日本語を使う方で、「…日本語って難しいな…」と思いました。

それ以外の仕事でも、「共通言語を持たない人たちや、その物事に初めて接する人たちに対して、きちんと正確に伝えるにはどのようなアプローチがいいのか」など、言葉以外の部分に関してもものすごく考えていた気がします。

また、メンターさんから珍しく本を勧められ、なぜか気になりご縁のあった本のタイトルが『「言葉にできる」は武器になる。』。

発売は2016年。電通のコピーライターの方が書いたとのことで、うっすらタイトルを知っているくらいだったこの本、最初は必要ないと思っていたのですが、なぜか頭から離れず気になって探したところ、すぐに手に入れることができたので、読む前から必要な本なのだろうなとは思っていました。

そうしたらやはり、冒頭を読んだだけでも痛いところを突かれるようなことが書いてあり…時間をかけて何度も読まなければ、と、速読せずに内容をかみ砕きながら、今、少しずつ読み進めています。

不思議なことに、私たちは他人とのコミュニケーションとして言葉を使うだけでなく、思考や感情なども自分の中ですべて言語化しているんですよね。「暑い」とか「喉が渇いた」とか、「アイス食べたい」とか。脳を支配している思考は実は、すべて自分の中から出てくる言葉なんです。

だから、本の言葉を借りて言うと、私たちは「内なる言葉を磨く必要がある」んです。言葉が脳を支配し、現実をつくりだしているから。

そして、自分がいつも何を考えているのか、自分の内側から無意識的にどのような言葉が浮かんできているのか、ということにも気を配らなければいけないのだなと気づかされました。これらの言葉は日々の生活、ひいては人生に大きく影響しています。

普段何気なく使っている言葉ですが、人とのコミュニケーションツールとしてだけでなく、理想の人生を歩むためにも、磨き、洗練されたものにする必要があるのです。

言葉に向き合い、言葉の多様性と重さ…影響力について、すごく考えさせられた1か月でした。とてもとても、深い学びの時間でした。

皆さんも日々使っている言葉、意識してみてくださいね。何か気づきがあるかもしれません。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
幸せな人生を創造するためにも、日々内なる言葉を磨き、自分にも他人にもベストな言葉選びと使い方・伝え方ができるようになりますように。

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