神保町のお蕎麦屋さん「松翁(まつおう)」~山羊座木星期の蕎麦屋めぐり

山羊座木星期の開運アクションとして始めた、月に1度のお蕎麦屋めぐり。

今月のお蕎麦は神保町の「松翁(まつおう)」です。食べログの評価がかなり高めだぞ、ということで行ってきました。(神保町はけっこう長いこと働いていた場所の1つですが、まったく知りませんでした…不覚)。

松翁は、駅からそこまで遠くはないのですが、神保町の中でも飲食店や人通りの多い場所から少し離れたところにあります。

店内も、今時というよりは昔ながらの雰囲気。ご家族でやっていらっしゃるのかな、という感じでした(確認していないので予想です)。

今回は、田舎そばと変わりだねで迷い、ベーシックな蕎麦と変わりだねの二種盛り蕎麦と天ぷらの「二色天もり」をオーダー。

天ぷらは海老か鮎かを聞かれ海老に、蕎麦つゆは濃口か淡口か聞かれ濃口に。

10分〜15分くらいして、まずは天ぷらが出てきました。(画像は最初の1品です)。

地味に感動したことなのですが、こちら、天ぷらを揚げたてで出してくれるんです。

最初に海老の頭、小さな肝(?)、海老が乗ったお皿が出てきて「えっ?(まさかこれだけ…?)」と戸惑ったのですが、店主と思しき方が随時、厨房から出てきてテーブル席まで揚げたてを持ってきてくれます。細やかです。

猫舌なので、正直揚げたては熱くて食べるのが大変でしたが、やはりうまい。

天ぷら屋さんのカウンターで食べる揚げたての天ぷらに一時期ハマっていたことを思い出しました。

海老のほか、出てきたのは、ナス、しいたけ(ジューシー)、三つ葉、穴子。

穴子は良い意味で臭みがあり、食べながら、この穴子が育った自然(背景)が思い浮かびました。命をいただいているんだな…と思い、心の中で「いただきます」をもう一度。

そしてお待ちかねのお蕎麦です。

この日の変わりそばは茶そばとのことで、残念…。こちらは変わりだねのお蕎麦をけっこうやっているようで、実はそれを楽しみにしていました(食べログで「デコポン切り」の文字を見て、私もそれが食べたい!と思ったので変わりそばを頼んだのでした)。

事前に聞けば良かった…と思いつつも、並そばと茶そばをいただきます。蕎麦は、見た目から手打ち麺、という素朴な感じで柔らかめ。どちらもクセがなく食べやすかったです(ただ、クセがある方が好きな私の好みは絶対に田舎蕎麦の方だった…)。

茶そばはもっとお茶の主張が強いかと思っていましたが、ほのかに香る程度で、上品。

蕎麦つゆと薬味(大根おろし、ネギ、ゴマ、山葵)の感じも良かったです。特に山葵がフレッシュで好みでした。

あと、蕎麦つゆを少なめに使っていたこともあり、締めの蕎麦湯も良い配合で最後までおいしくいただくことができました。

というわけで、今回もペロリと完食したわけですが…心残りはやはり、田舎そばと変わりそば。

ここの田舎そば、かなり気になります。(並そばの感じとメニューに載っていた説明を見ると、多分私が好きなやつ)。私はやっぱり、普通の蕎麦にはもうそこまで食指が動かないようです…しくしく。次からは初めてのお店でも最初から田舎蕎麦でいこう、と心に決めたのでした。

そして変わりそば!
メニューに書いてあったのですが、季節に合わせて日替わりだそうで、デコポンだけでなく、紫蘇、芥子、胡麻、桜、木の芽、夏蜜柑、柚子、菊花、伊予柑、檸檬、唐辛子、ペパーミント等々…。

ここまで変わりだねがあるのも珍しくないですか!?特に今は夏だから、柑橘類のお蕎麦が食べてみたかった…。(前回の「手打ち蕎麦ごとう」でシソ切りを食べ損ねてから、何だか変わりだねが食べたくて仕方がなくなっているようです、私)。

というわけで、再訪しなければならない理由&場所がまたひとつ増えてしまいました。松翁は蕎麦前も色々とあり、美味しそうだったので、次はもっと戦略的に攻めようと思います。

美味しい天ぷらとお蕎麦をご馳走様でした。

【SHOP DATA】
「松翁(まつおう)」

住所:東京都千代田区神田猿楽町2-1-7
電話番号:03-3291-3529
営業時間:月~金11:30~15:30(LO)、17:00~20:00(LO)/土11:30~16:00(LO)
定休日:日曜日・祝日(年末年始・お盆休みあり)
アクセス:都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線神保町駅徒歩6分、JR中央線水道橋駅東口徒歩8分、JR中央線・総武線御茶ノ水駅御茶ノ水橋口徒歩8分
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13000604/
公式Twitter:https://twitter.com/teuchiman

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