「いつもありがとうございます」というワンフレーズのコミュニケーション

私にとってランチの時間は1日の中でも大切にしている時間のひとつ。美味しい物を食べることが大好きなので、それだけで幸せな気持ちになれますし、落ち込んでいるときは元気になるためのレスキュー的な役割も果たしてくれます。

なので、ランチはなるべく時間をつくり、意識してお店選びや食べる物を決めるようにしています。心身の健康にも何をどう食べるかは大きな影響があると思いますしね。

そして、気に入ったお店やメニューがあると、週1で通うように。

すると何が起こるか。

いつしか顔を覚えられ、ありがたいことに、帰り際の「ありがとうございます」という見送りの言葉が、古くから通う常連さんへ向けられるもののように、「いつもありがとうございます」になるのです。

先日も、通い始めて3回目、くらいでしょうか。今の私の心と体を満たしてくれるお店に行き、食事を終え「ごちそうさまでした」と席を立ったとき、(私の聞き間違いでなければ)「いつもありがとうございます」と声をかけていただいたのです。人気店なのに(人気店だから?)もう覚えられてる!とびっくり。

嬉しいような、恥ずかしいような…これからは食べ方にも気をつけなきゃ、とか、色々なことを思いましたが、帰り道に改めて思ったのは、お客さんとして受け入れてもらえたのかな、という安心感、何よりやはり嬉しさが一番大きかった気がします。

飲食店でのお店の方とお客さんの距離感ってけっこう難しいと思います。心地よさの距離間は人によっても違います。

飲食店の取材などの仕事をしていた時のお店の方へのヒアリングで、やはりお店側もお客さんは選びたい、という気持ちがあることも知っていたので、迷惑客としてではなく、また来て欲しいとお店の方に思ってもらえるお客さんのひとりになれたなら、お店と相思相愛になれたなら、とても嬉しいことです。

どんな関係性でも、お互いが幸せになれる関係が築けたら素敵ですよね。

自分の幸せのために訪れたお店で「いつもありがとうございます」と言っていただける幸せ。嬉しい言葉です。ありがとうございます。

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