フェイクニュースにだまされてしまうのは「心が反応してしまう」から

石井ゆかりさんの大人気占いコンテンツ「星読み」。私、会員でして、節目のタイミングには必ずチェックしているのですが、水瓶座の7月の運勢に、フェイクニュースに関する解釈で「いいな」と思うことが書いてありました。

こちらです。

フェイクニュースを信用してしまったり、詐欺にあったりするのは、「頭が悪いから」「モノを知らないから」ではなく、「心が反応してしまうから」なのです。「心」は頭よりずっと素早く、人間の意識を支配する力がとても強いのです。どんなに賢い人でも、失敗することがあります。それは、私たちが「心」で生きる生き物だからです。
(「星読み」より一部引用)

最近またフェイクニュースやデマなどの話をよく見聞きします。きたる風の時代は今以上の情報化社会となると言われていて、情報のオンパレード、情報の洪水、情報が雪崩のように押し寄せてくる…などと言われています。そのため、情報を取捨選択、時にはシャットアウトするなど、個人の情報リテラシーの強化も強く求められています。

デマやフェイクニュース、それから詐欺なんかでも、未だ「だまされる奴が悪い」という風潮が少なからずある中、石井ゆかりさんのこの解釈は単純にいいなと思ったし、「心が反応してしまうから」、この言葉に救いのような優しさも感じました。

「だまされてしまうのは、頭が悪いからでも無知だからでもなく、心が反応してしまうから」。

だまされてしまう規模によっては、「心が反応してしまうんだから仕方がない」なんて言っている場合ではないのもわかってはいます。でも、後悔で自分を責めてしまう人は特に、この「心が反応してしまう」ということを頭に留め置き、必要以上に自分を責めずにいてほしいなと思うのです。

私もそうありたいと思っています。

また、最近気になっているのが、悪意のないケース、とでもいうのでしょうか。善意でデマを拡散してしまうとか、自分のフィルタで事実をねじ曲げて伝えてしまうとか…このようなケースも多くなっている気がします。

これらは、悪意がない分、見抜きづらいですし、気持ちとしても辛いです…。「心が反応してしまう」のは、この悪意のないケースにも多い気がしています。

あとは、健康療法系のことでありがちな、「Aさんにはすごく効果があったけど、Bさんにはまったく合わず悪化した」というようなケース。100人いれば100通りの体質があり、気質があり、事実に対する解釈があるように、情報にも自分にとっての正否があると思います。

つまり、様々な情報の中から自分にとって必要なものか、合うものか、そこを判断する力が求められているわけです。

私もこのサイトで色々書いており、情報を発信しておいてなんですが…ここでは私にとっての事実を書いているため、「私の場合は」ということを前提にして読んでいただきたいなと思います。(なので皆様、何でもかんでも鵜呑みにしたり、信用しすぎないでくださいね)。

ただ、「いいな」と思うことがあれば、その一部を取り入れていただけたら嬉しいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

情報が増えたことによる幸せと不幸せが背中合わせの現代。情報に振り回されるのではなく、情報と上手に付き合いながら、情報をうまく使いながら、新しい時代を生きていくことができますように。

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