BTSの音楽ドキュメンタリー映画『BREAK THE SILENCE:THE MOVIE-PERSONA-』を観て

9月10日(木)より全国ロードショーとなったBTS(防弾少年団)の音楽ドキュメンタリー映画『BREAK THE SILENCE:THE MOVIE-PERSONA-(ブレイク ザ サイレンス:ザ ムービー ペルソナ)』を観てきました。

毎回、公開のタイミングをチェックできているわけではないのですが、なぜかタイミングよく情報を得て観ることができているBTSの音楽ドキュメンタリー映画。こういう時、急にアンテナを張れる私の直感には本当に感謝です。(でも、今回気づいたのは公開後だったため、ムビチケは買えず…)。

今回の『『BREAK THE SILENCE:THE MOVIE-PERSONA-』は、BTSのワールドスタジアムツアー「LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF」に密着したドキュメンタリー作品で、韓国のアーティストとして初のロンドン・ウェンブリースタジアムでの単独公演を始め、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、サンパウロ、パリ、大阪、静岡、リヤド、ソウルの全10都市を巡るツアーを追いながら、BTSのメンバー7人がそれぞれの想いを語る、というような構成になっています。

イントロでは、日本用なのか、まさかのメンバー全員の日本語!
そして、始まってすぐにウルウルしてしまいました。

前回もそうだったのですが、リーダー・RMの言葉がすごく深くて…多分それが久々のBTSの楽曲や彼らの姿に重なり、色々な感情に揺さぶられて無防備になった心にグサグサと刺さる刺さる。

今回はライブシーンの映像がそこまでなく、オフショットやインタビューが多かった気がするのですが、個人的には、全体の軸となるような形で散りばめられていた「自分を愛すること」系のナムジュンリーダーの言葉が一番記憶に、そして心に残っています。

あと、リアルじゃないのにライブと同じような熱量を感じられる映像の演出や構成には、今回も「うまいなー」と唸ってしまいました。

このようなドキュメンタリーは、たくさんの映像(素材)があっても、どこを切り取ってどのようにつなげるか、どのように見せるのか、構成や編集作業によって出来が大きく変わると思うんです。一歩間違えたら駄作にもなりかねないのに、完璧なエンタメ。

BTSのMVなどもすごく魅力的で見入ってしまいますが、これらを手掛けているチームはプロ中のプロ、世界で活躍する彼らの周りにいるのはプロフェッショナルばかりなんだなあと、なんかそんなことも考えていました。

あと、

・自分を愛するとは
・プロの仕事とは
・どう生きるか
・自分はどうありたいか

断片的ですが、とりとめもなくこのようなことも考えさせられました。

メンバー7人の思いや在り方を通して、観ているこちらが内省させられるところも、この作品の魅力かもしれません。

私が彼らを好きでリスペクトしているから、ということが大きいのはわかっているので声を大にしてお勧めはしませんが、言葉ではなく感覚で感動できる映画でした。

ドキュメンタリーでこんなにエネルギーや気づきをもらえる作品は初めてなので、BTSは本当にすごいグループなんだな、そう思います。

実際、今年の活躍も目覚ましく、6月14日(日)にオンラインで開催された「BANG BANG CON The Live」には、韓国だけでなく、日本を始めアメリカやイギリス、中国など107の国・地域の約75万人がオンラインライブを視聴したそうですし(世界で最大規模のオンラインコンサートだったようですが、一気にアクセス集中してサーバーダウンとかしなかったこともスゴイ)、8月21日(金)発売の新曲『Dynamite』が韓国のアーティストとして初めてアメリカのビルボードのシングルチャートで1位を記録したりと、ワールドワイドな話題に事欠きません。

今回も映画を観て、パフォーマンス(自分たちの好きなこと)で多くの人を幸せにする存在、私もそういう人間になりたいと改めて思ってしまったのでした。

次はいつ行こうかな!
あと何回行こうかな(笑)。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
彼らほどではなくても、彼らのように「生きているだけでも多くの人を幸せにできる」「周囲の人を幸せにする」、そんな存在になれますように。

映画『BREAK THE SILENCE:THE MOVIE-PERSONA-』公式サイト
https://breakthesilencethemovie.jp/

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