ドランヴァロ・メルキゼデク氏の著書『古代神聖幾何学の秘密 フラワー・オブ・ライフ』第1巻にこんな記載がある。
磁場は感情体と深く関わっており、磁場が変わると感情体も即座に影響を受ける。
地球の磁場は月の満ち欠けにわずかばかり影響される。
満月が頭上を通り過ぎるとき、地球の磁場はかすかに膨張し変化する。
満月の前日、当日、翌日には他の日よりも奇怪な事件などの出来事が多く起こっている。
それはこうした磁場が特に感情的な不安定がぎりぎりまで高まっている人や常日頃から我慢が限界に達しているような人に対して強い影響を及ぼすから。
もともと崖っぷちに立っているところへ月がやってきて磁場をほんの少し動かすだけで一気に感情が落ち込み、普段ならしないような行動をとってしまう。
物理的な観点から、満月に限らず新月のときも同様に何かしらの影響があると私は思っている。
ただ、新月生まれの私にとって新月のエネルギーは心地よくて扱いやすく、満月のエネルギーはコントロールしにくく抗いにくいものだ、という体感がある。
そして、牡羊座も地味に効いているネイタルのため、今回の牡羊座満月はいつも以上に何もできず、力を奪われ、強制的に色々なことに気づかされる…そんな数日間だった。
満月の1週間前、半月のときは、月の引力が一番少ないとき。
だから満月の数日前…今回は4日前くらいから、とにかく眠い、空腹感が続く、頭がうまく働かない、やる気が起きないなどわかりやすくその症状が出た。
最初はダメな自分を責めながら発奮しようとがんばってみた。
でも、どうにもできず、満月の影響だと気づいてからは、何をしても無駄なので「やらなければ」「動かなければ」という強迫観念など一切を手放すことにした。
すると、変化が必要な部分、というのが浮かび上がってきた。
今回の一番の気づきは、「今までと同じようにはもう生きられない」ということだった。
気づいて対処すべきことがあるから、一旦行動を止められたのだなと思った。
「本当の自分で生きる」
「目覚めて生きる」
これは私自身も発信していることで、そうなりたいと思っている方も多いと思う。
でも、現在の自分とここにBefore/Afterのギャップがあり、それが大きければ大きいほど、実はスイッチした直後というのはかなり、辛い。
私にとって今回の牡羊座満月はそのスイッチを強制的に気づかせ教えてくれるものだった。
今まで普通にできていた仕事が、気持ちの部分でもうできなくなってしまった。
お金のためだけにしていた仕事がもうできなくなってしまったことに、去年からうすうす気づいてはいたのだけれど、それがついに確信になってしまった。
「本当の自分で生きる」
「目覚めて生きる」
ここにスイッチすると、良くも悪くも自分の気持ちに嘘をついて生きることができなくなる。
これは、最高なことのようでいて、実は完全にシフトするまではけっこう辛いこと。
気持ちや思考のクセ…かなりの勢いをつけないと乗り越えられないことがたくさんある。
自分で自分の前進を妨害し、アクセルとブレーキを同時に踏んでいることを自覚させられる。
セッションなどでは色々言えるけれど、自分のこととなるとやっぱりちょっとね、どうしたものか、となってしまう。
「自分に嘘をつかずに生きること」。
「自分を最優先すること」。
私の場合、これは今まで自分が信じてきた社会通念や一般常識に「NO」を突きつけることで、思考が葛藤する部分でもある。
ここに「NO」を突きつけることをどこまで自分に許せるか、そして自分の気持ちに従ってそれを「正しいこと」としてどこまで解放できるか。
正念場である。
ただ、思考が葛藤し、どんなに抵抗していても牡羊座満月のエネルギーは容赦ないため、おそらく私は月の周期が変わったタイミングでスイッチできているーースイッチせざるを得ないと思う。
感情面での動揺は否めないにしても、強制的に変われるのであれば、ありがたい、ことでもある。
新月、満月、半月…物理的な引力の影響から考えるなら、この3つを基軸に、どのタイミングで生まれてきたかを知ることで、月の影響がどのように出るのか、ある程度の影響は予測できる。
自分に影響力があるのは新月エネルギーなのか満月エネルギーなのか、それともあまり影響を受けないのか、
月と相互にエネルギー干渉をしている地球で生きる私たちは、月からの影響力を理解しておくことで、生きやすくなる、そんな気がする。
Thank you for coming.
With my gratitude,
with Love, smile and miracle!
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