親知らずを抜くのが怖い&不安な方へ~親知らず4本の抜歯体験記【2】抜歯当日編

親知らず抜歯体験、前回に引き続き、今回は抜歯当日の様子をまとめたいと思います。

親知らずの抜歯は抜く親知らずの場所や本数、状態によって、色々と異なりますが…私の体験がこれから親知らずを抜く方のお役に立てば嬉しいです。

前回の記事はこちら。

スポンサーリンク

抜歯当日、歯科医院に行くまでにしておいたほうがいいこと

手術前の注意点は歯科医から言われると思うので、ここではそれ以外のことを書いておきたいと思います。

・前日は睡眠を十分にとり、体調を万全に整えておく(後で痛みに差が出るとか出ないとか…)。
・もしもの時に休めるよう、仕事など明日以降の予定を調整しておく。
・術後に空腹で発狂しないように、事前の食事の時間や食べる量をコントロールしておく。
・数日分の食糧などを用意しておく(手術直後のアイスは神!)。
・身体を大きく動かすような家事は事前に済ませておく。

上記は特に術後の症状が重くなることが予想される、下の親知らずを抜く方向けの内容になります。

上の親知らずを1本抜いただけの場合は、経験者の話を聞いていると、特に支障なく、普通に日常生活を送ることができている方が多い印象なので、ご自身で必要だと思うことをピックしてみてください。

スポンサーリンク

当日の親知らず抜歯について

まずは左上下の親知らずの抜歯です。

初めての親知らず抜歯で、最初は恐怖にガタガタ震えていましたが…麻酔からお会計までで、トータル多分40分くらい。終わった時は安心感以上に「えっ?」と拍子抜けしていました。

怖いのは最初だけ、でした。

①麻酔をする
虫歯治療の時よりも痛くない麻酔(かなり強力)で、すぐに口の左半分、舌、喉が無感覚に。

②左下の歯茎切開・親知らず抜歯・歯茎縫合
麻酔が良く聴いてくれたおかげで痛くはなく(歯科治療は麻酔をしてもたまに痛い…)、ドリルのような音もすごかったけれど、想像していたほどではありませんでした。1時間を覚悟していましたが、多分15〜20分くらいで終わったと思います。
強いて言うなら、ずっと口を開けているので顎が辛い、顎にかかる力が強すぎて辛い、縫合が豪快で痛くないけど嫌な感じがする…というのが気になったこと。でも事前の恐怖を思ったら、これくらいどうってことありません。

③左上の親知らずの抜歯
左上の親知らずに至っては、抜歯に1分かかったかどうかというところ。「上抜くよ〜」「抜けたよ〜」があっという間でした。瞬殺。しかも抜けたのがまったくわかりませんでした。

いつもお世話になっている先生に、「親知らずの先生、すごく上手だから大丈夫よー」と事前に言われていたのですが、うまいってこういうことか、と、初めてで比較対象がないにも関わらず納得しました。

ちなみに2回目の右上下の抜歯の際は、右下の親知らずが 左下の親知らずと比べて下に縦にあり(要するに深い)、ちょっと難しいと言われました。でも、1回目とほぼ同じ感じで終わりました。

親知らずの抜歯の手術で辛かったのは、麻酔(ちょっと痛いし何より恐怖心がすごい)と、長時間口を開けていなければならないことでした。

スポンサーリンク

親知らず抜歯直後について

思っていたよりは怖くなく、手術も無事に終わりましたが、ストレスがすごかったらしく、帰り道はやっぱりちょっと放心状態でした。でも、まだ麻酔が効いているので比較的元気です。

抜歯後、3〜4時間くらいすると麻酔がきれて痛くなり始めます。麻酔をする前に痛み止めを飲んでいるのですが、効果なし…。

就寝時間のころには微熱が出て、事前に聞いていた扁桃腺が腫れるような状態になりました。痛み止めは完璧には効かず、我慢できる程度とはいえ、痛い…。安静にしていれば痛みはじんじんとする鈍痛ですが、患部に触れたり動かしたりするとすっごく痛いです。

喉も痛いし乾燥してるのか不快だし、唾液がすごくて、横になってこのまま寝たら窒息するのでは…などなど、色々なことが重なり、眠いのに眠れない、という状態に。横になると辛いのだと思い、起き上がった姿勢で寝ることも試みましたが、結局朝までほとんど眠れませんでした。早々に痛み止めを飲めば良かったのかもしれませんが、薬の飲み過ぎが怖くて飲めず…。

ちなみに右の2回目は「深い」と言われていたとおり、前回よりも痛みが早く出たので早めに痛み止めを飲みました。ただ、熱はなく、喉の痛みや唾液もそこまで酷くならず、痛み止めも無痛にはならなかったけど耐えられる程度には効いたので、今回は眠ることができました。

2回目は勝手がわかっていたことも大きいと思いますが、左の抜歯後と比べて色々な症状が軽かったのは「ソマチッド」を飲んでいたからかもしれない、とちょっと思っています。

スポンサーリンク

親知らずの抜歯は抜いた後の方がずっと辛い…!

麻酔法で現実逃避まで考えた私ですが、実際の手術は思っていた以上にすんなり終わり、むしろ大変だったのはその後だった、という話です。

ただ、友人に聞いた話によると、歯科医の腕が残念だったり、親知らずの状態が悪かったりすると、時間はかかるわ術後の経過も大変だわで…私は色々と運が良かったのもあるようです。

抜歯日に歯科治療に適した山羊座の日を選んだり、年始のお伊勢参りで「無事に親知らずを抜くことができますように」と丁重に丁重にお願いしたおかげかもしれません。(神頼み大事です)。

翌日以降の経過については、また後日。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
親知らず抜歯にあたり、わからないことや不安がある方のお役に立てば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました