明治神宮鎮座百年祭奉祝「ダニエル・オストの花」

先日、明治神宮の宝物殿での展示イベント、明治神宮鎮座百年祭奉祝「ダニエル・オストの花(Floral art of DANIEL OST)」へ行ってきました。

チケットをいただき驚いたのは、先日のCHANELのエキシビション同様、山羊座木星入り直前に宇宙とのシンクロを感じるお誘いをいただいたこと。明治神宮はまさに山羊座の象徴! そこで、射手座を表す海外の有名アーティストによる展示が行われる…惑星の移動、切り替わりの節目にふさわしい場に呼んでいただけたようで嬉しくなりました。

そして行ってみて、場所もさることながら、ダニエル・オスト氏の花のアートに、五感を刺激されるというか、右脳が刺激されるというか…とにかくすごい衝撃を受けました。

本物の芸術に触れて、感電したような、そんなひととき。

そして、生花を使ったアートだからか、本能的に、同じものはきっともう二度と見ることはできないのだろうなと肌で感じ、唯一無二の作品をもう一度目に焼き付けたくて、翌日も衝動的に行ってしまったほど。(残念ながら翌日は閉館時間を過ぎてしまい、中に入ることはできず、2度目の鑑賞は叶いませんでしたが…)。

それほど心を揺さぶられる作品が、宝物殿の中でひっそりと、それでいて厳かにたたずんでいました。

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明治神宮鎮座百年祭奉祝「ダニエル・オストの花」とは

「ダニエル・オストの花」は、ベルギーのフラワーアーティスト、ダニエル・オストが、2020年(令和2年)に創建100年を迎える明治神宮と令和の始まりを祝い、捧げたという、奉祝の花の展示です。

奉納展示の場所は、明治神宮の本殿、外院東廻廊、重要文化財の宝物殿、神宮ミュージアムのエントランスなど。

見学は無料とのことですが、メイン展示会場である宝物殿(回廊と屋外前庭に花を展示)は入場が有料で、今回私が行ったのはこちらになります。

展示は盆栽を含め、30点前後だとか。

開催は2019年11月28日(木)~12月3日(火)。6日間という短い展示期間でした(が、生花だとやはりそのくらいになってしまうのでしょうか…)

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ベルギーのフラワーアーティスト、ダニエル・オストとは

ダニエル・オスト(DANIEL OST)氏は著名なベルギーのフラワーアーティストです。

※20代でヨーロッパカップをはじめ、国際的な数々の権威ある世界大会で賞を獲得。各国のロイヤルウエディングの装飾をはじめ、記念式典、パリコレファッションショーなど、世界中の歴史的建造物を舞台に、驚きに満ちた花のインスタレーションを披露し続けています。

※また、日本との縁も深く、世界文化遺産の金閣寺や仁和寺などの仏閣のほか、重要文化財「杉本家住宅」など、伝統建築の中に繰り広げるモニュメンタルな花と植物の造形は、観る者をあっという間に異世界に連れさるような幻惑性を持ち、多くのファンを魅了。1990年の大阪花の万博でも金賞を受賞。2015年には日本政府より「花の芸術家」として旭日小綬章を受章。近年では、出雲大社平成の大遷宮での花会など。

※これまでに出版した3冊の作品集は世界中から絶賛を受けているとか。写真は実物より良さなどが見劣りしてしまうものですが、それでも心奪われるのだからすごいです。

※独特な発想と哲学的な世界観で、「花の建築家」「花の彫刻家」とも呼ばれ、世界各地の伝統的な建築物を舞台に作品を発表しているそうです。

※一部、「ダニエル・オストの花」イベントパンフレットより要約。

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「これが芸術」と教えてくれたダニエル・オストの世界

宝物殿入場後の写真撮影はNGでしたが、入り口に展示されていたこちらの作品は撮影OKでした。

実際にはとても素敵なのですが…立体感もあってこその作品なので、私の撮影技術を抜きに考えても、2Dだとやはり味気なく感じます…。

中に入ると、庭の中央に大きな作品が、左右に盆栽や生け花(というより新ジャンルのアートにしか見えないものも)が緩急つけて配置してありました。全体としては、宝物殿を土台とした1つのアートなのかもしれません。

それぞれの作品は、明治神宮という格式ある厳かな和の空間に見事に調和していました。でも、時折「これはどうなっているのだろう」という斬新な作品もあり。

あまりにも衝撃を受けた作品は、忘れたくなかったので出た後すぐに、絵に残したほど感銘を受けました。

どれも素敵だったのですが、特にときめいたのが、玉ねぎのような形の木で編んだ器に、白い大きな花(芍薬かな?)が生けてある作品。

あとは、「アイスクリームの木」とか、「落ち葉のミルフィーユ」とか「葉のお皿」とか…(自分の語彙力のなさが残念…)。

花が主役なのだと思いますが、花だけではなく、枝、茎、葉で花を生ける器が作られていて、作品すべてが植物なんです。そこが好きだったのかな。

またその器がとにかく緻密ですごい!
斬新で、そして曲線美が本当に素敵で好きでした。(私が芸術家だったらきっと、インスピレーションを受けて何か大作を生み出せたに違いありません)。

この素晴らしさは私の語彙力ではとても言い表せないので、ダニエル・オスト氏の作品を評するぴったりな言葉を公式サイトなどで見つけたので、引用します。

「東洋と西洋の融合」をテーマとする大胆で美しい造形は、これまでのフラワーアレンジメントの域を超え、生け花の精神に迫って、花のアートに新風を吹き込んだ。

花を使って環境全体を作品とする展開は、植物を素材とした「空間アート」といえる。上品で華麗な作風、大胆さと繊細さとを併せ持つ独特の芸術性が人々を惹きつけている。

つまり、そういうことです。

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ダニエル・オストの世界観を日常生活に

宝物殿の入口を入ってすぐのところには、写真集やポストカードなどダニエル・オスト氏の作品が販売されていました。この非日常すぎる圧倒的な美とアートをどうにかして自分の一部にしたくて、ポストカードとクリアファイルを購入しました。それがこの上下の写真。

展示は終わったばかりですが、今日出会った作品たちも、写真集になるといいなと、早くも願っている私です。(写真集では良さが半減しますが、実際に一度見ているので、あの時の感覚がよみがえるのではないかと思っています)。

ちなみにこちらは明治神宮ミュージアム前の展示です。

久々に深追いしたくなるアーティストと出会いました。「効率よく」的な環境にいる私には深く深く刺さったクリエイティブの極みのような植物のアートの数々。このような素晴らしい芸術鑑賞の機会をいただき、本当に感謝です。

ありがとうございました。

●ダニエル・オスト氏公式サイトはこちら
http://www.danielost.jp/index2.html

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