「海は青」から「好きな色」で表す時代へ

水瓶座満月を機に、今までの「地の時代」仕様ではなく、きたる「風の時代」仕様で物事を考えることが増えています。

色々と違いを再認識している最中ですが、今、月が魚座にあるからか、ふと子供のころのお絵描きのことが頭に浮かびました。

幸い、私は自分が描いた絵で怒られた経験はないのですが、周りの大人たちの人柄(?)や考え方によっては、例えば自由に海を黒や緑で塗るような子どもは「ダメな子」として怒られる…ということを何度か聞いたことがあります。

状況や塗った色によっては、今は精神疾患とみなされてしまう、なんて話もチラホラ…。

空は水色、雲は白、海は青…と、自然の色にはそれぞれ決まった色、のような定型色があります。その決められた配色で描いたり塗ったりしない(できない)と先生やお母さんに怒られた、という経験がある方は、少なからずいるようです。

模写じゃないなら絵の創作は自由なはずなのに…この型にはまった感じ、実は好きじゃありません。

だって、緑や黒い海を描いた子は、実際にそのような景色を見たことがあり、その景色を忠実に描いただけかもしれないのに…。

そもそも、絵に描いたような真っ青な海、身近にありますか?むしろテレビや写真や動画以外にどこで見れるの?って感じ。

私の場合、一番身近な海は多分東京湾なのですが、あの海の色、あれは何色なのでしょうか?色鉛筆で表現できる色なの?と疑問です。

それに、個人的には、日本できれいだなと思った海の色は、青というよりは青みがかった薄緑、でした。晴れた日の空を水面に映して「青い」と思った海もありましたが、青、というよりはもう少し深い色だった記憶があります。以前、神戸で見た海は藤色でした。

海の色だけでも実際はかなりたくさんの色があるはず。それなのに海を描くときは青って、いつから決まったんでしょうね?

でも、このお絵描きって、時代の象徴というか、時代をよく表しているんじゃないかと思います。

地の時代、海は青で描かないとダメだったかもしれません。でも、風の時代は違います。好きなように描いて塗っていい。ピンクでも虹色でも、きっとそれはその人の個性として受け入れられる時代になります。むしろ、今までのように人と同じであったり無個性だと評価されなくなってしまう時代に突入します。

こんなふうに、これから戸惑うような真逆の変化が色々なところで起こってくるんだろうな、切り替え大変だろうな、と思いながら、内心「早く変われ〜」と思っている今日この頃です。

これからは、海は「青」ではなく、心の風景に映し出された「好きな色」で描く時代。もちろん、空も雲も、全部です。

年末の水瓶座グレコンまでに、幼いころに備わっていたクリエイティビティ、呼び覚ましておきたいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
パラダイムシフトによる意識の変化で、もともと自分に備わっていた子供のころのクリエイティビティを呼び覚ますことができますように。

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